アイドルについて考えたことや現場歴を記録するブログ

しみじみ&すみずみ③

 

 20歳初日はNMB48劇場で過ごした。ではその翌日はというと握手会のため幕張メッセに向かったのである。諸々のタスクを午前中で切り上げしれっと幕張へ足を運ぶ。この日の幕張メッセ欅坂46も個別握手会を実施しており、そちらに参加していた高校同期にも会うことができた。

 

 この日は『ジワるDAYS』の握手会。私の誕生日翌日ということで推しメンである菅原茉椰さん(SKE48 Team E)の券をかなり多く買っていた。新潟の一件を受けて非買を決め込んだのに誕生日翌日開催と知った途端コレである。ところが菅原茉椰さんはこの日から休業に入られた。情報によると4月28日にCM選抜の楽曲の撮影をしたそうで、彼女ももちろん参加したであろうから、とりあえずは大丈夫だと思う。8月の握手会では会えると良いなと思っている。

 

 この日一発目は太田彩夏さん(SKE48 Team KⅡ)。元々気になっていたメンバーだったが、今年の2月あたりに推しメンに昇格。彼女は歴代推しと違って、推す決め手になった決定的な出来事がないのが個人的にすごくおもしろいのだ。この時期は私自身KⅡ公演に高頻度で入っていたことや、握手会が多かったこと、そして何より彼女の圧倒的な記憶力があり、認知されるのも早かった。とりあえずは今夏の生誕祭公演に参加したい。ちなみに生誕委員にも参加させていただいている。

 

 この日、彩夏さんには5ループすることができた。しかも図らずも鍵閉めを行うなどしてしまった。彼女はAKB握手会だと1部制なので、この日最後に握手した人間となったのだ。そう思うと少しだけうれしい。翌日だったら「平成最後の〜」と喧伝できたのだが、あいにく券を取っていなかった。

 

 ではワタクシにとっての「平成最後の〜」が彩夏さんだったかというとそうではないのだ(爆)。前回書いたとおりこのあと新澤菜央さん(NMB48 研究生)のところにも行ったし、倉島杏実さん(SKE48 Team E)と竹内彩姫さん(同Team KⅡ)のところにも行った。そういうわけで「平成最後の〜」は竹内彩姫さんなのである。そうそう、竹内彩姫さんのレーンでは図らずも鍵開けをしてしまった。では「令和最初の〜」が誰かというと5月5日(日・祝)の『NO WAY MAN』の握手会の太田彩夏さんの予定である。

 

 ところで先ほどちらっと触れたが、NGT48の一件の影響もあってか、5月5日(日・祝)〜6日(月・祝)の握手会が終わると、AKB握手会は8月までないのである。そもそもこの時期は総選挙の概要が発表される頃で、ピリピリのはじまりというのが48グループの毎年だったはずなのだが、その総選挙も開催しないことが決まり、夏のシングルすらも未定である。ムズカシイことはとりあえず一旦置いておいて、オタクとしてまず抱く感想は「推しに会えない」ということである。私が好きなSKE48を扱う会社は例のAKSではないのだが、一般的には48を冠するグループはどれも同じという認識であろうからタチが悪いし悲しいし悔しいのである。

 

 となると推しに会うには基本的には劇場公演しかないのであるが、SKE48はこの3月から関東ツアーをやっており、その延長として岐阜公演と名古屋公演の追加公演が決まったのである。いやはやビックリである。関東ツアーを岐阜と愛知で行うグループがあるのかと。しかしながら岐阜が5月9日(木)、名古屋が5月29日(水)ということで、平日に持ってこられるとなかなか厳しいものがある。そういうわけなのでツアーは諦め、劇場公演を当てようと思っていたのだ。

 

 ところが、「それ」は2019年5月1日23時02分に起こったのである。太田彩夏さんが岐阜公演の宣伝ツイートをしたのだ。そこには「いつもと違う彩夏が見れちゃうかも?!🤭」とあった。

 

 ハッハッハッハ。そのあとのことはよく覚えていないが翌日には岐阜公演の当選メールが届いていた。

 

 ちょうど握手会も控えているし、岐阜の美味しいものでも聞いておこうと思った。言い忘れていたが太田彩夏さんは岐阜県出身である。地元開催のコンサートの出演メンバーに選ばれたのは彼女もうれしかっただろう。

 

 5月5日(日・祝)〜6日(月・祝)で行われたAKB握手会は両日参加をした。1日目の彩夏さんは第2部(10:30〜12:00)。会場はパシフィコ横浜ということで、我が巣千葉からは近いようでなかなかに遠いのだ。これは神奈川に住むオタ友も幕張に置き換えて同じことを言っていたので間違いないと思う。かかる時間だけで考えたら新幹線を使って名古屋に行くのとさほど変わらないのである。

 

 そして、やはり世間はゴールデンウィークだ。見事に電車の遅延を食らった。錦糸町で20分ほど止まったし、東海道線も10分ほど遅れていた。これによって第2部の締切(11:30)にパシフィコ横浜に着けるかどうか怪しくなった。もちろんふつうに桜木町から歩いては当然間に合わず、横浜からタクシーに乗ることを考えたときの「怪しい」である。

 

 結果から言うと、この日私は彩夏さんと握手することはできなかった。10分遅かった。しかしこの日は太田彩夏生誕委員の総会があったのでオタクの皆様と色々話せて楽しかった。この彩夏さんの券は誰かに推し増しとして使えるし、生誕祭に入ったこともあり江籠裕奈さん(SKE48 Team KⅡ)のところに行こうとも思ったのだが、「令和最初の〜」を彩夏さんにしたい一心で誰にも行かず、オタクと絡んだだけの1日目となった。券を溶かしてしまったのは残念だったが、この日は太田彩夏さんからTwitterでいいねをもらったのでなかなかに高まった日でもあるのだ。

 

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 2日目の彩夏さんは第5部(15:00〜16:30)ということで1日目のようにはならなそうなので安心だった。券を8枚持っており、2・2・4のループで行った。最後はしっかり話したいと思い抽選を放棄したが、1回目と2回目でそれぞれ1個ずつ当選を獲得し、1S動画と2S写真をそれぞれ撮った。これは家宝である。さらには「イメチェンしたね」「髪切ったでしょ?」と言われたのだ。なんなんだこの子は?友だちか? たしかにこの日の午前中に髪を切りに行ったのだが、先に書いたように前日は会いに行けなかったので、その長期記憶力に恐怖すら覚えた。実のところ「太田彩夏」と記載された握手券で彩夏さんとAKB握手会で握手するのはこれが初めてだったので、これはリピート不可避である。Twitterのいいねのことを話したので岐阜の美味しいものを聞きそびれたが、岐阜公演に行くことは伝えられたので良かった。

 

 ゴールデンウィーク最終日ということで、翌日からまた普段どおりの日常が始まるわけだが、その活力を充分に得られたと思う。

 

 帰りの横浜駅で東京〜名古屋の新幹線と名古屋〜岐阜の乗車券の往復を取ることで岐阜公演への楽しみを膨らませつつ、それまでの数日間を平穏に過ごそうと決意しながら帰るのであった。