アイドルについて考えたことや現場歴を記録するブログ

逆生誕にて初のS公演。

 

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2019.04.20(土)

SKE48 チームS『重ねた足跡』公演

3月4月お客様生誕月公演

@SKE48劇場

 

出演メンバー

石黒友月・井上瑠夏・大谷悠妃・上村亜柚香・坂本真凛・杉山愛佳・都築里佳・仲村和泉・野村実代・松本慈子山内鈴蘭・深井ねがい・青海ひな乃・岡本彩夏・白井友紀乃

 

セットリスト

(影アナ:石黒友月)

M00 . overture(SKE48 ver.)

M01 . Gonna Jump(センター:上村亜柚香)

M02 . 手をつなぎながら

M03 . Innocence

M04 . 強がり時計

   MC1

M05 . 愛しきナターシャ(杉山・松本・野村)

M06 . ここで一発(上村・大谷)

M07 . 初めてのジェリービーンズ(石黒・井上・坂本)

M08 . 花占い(杉山)

M09 . ジッパー(松本・山内・仲村)

M10 . この世界が雪の中に埋もれる前に(野村・都築・深井・井上)

   MC2

M11 . ダンス曲メドレー

  1. Escape
  2. Darkness
  3. GALAXY of DREAMS
  4. DIRTY
  5. 世界が泣いてるなら
  6. チキンLINE

   MC3

M12 . オキドキ

M13 . パレオはエメラルド

M14 . 不器用太陽

   ENCORE

EN1 . 放課後レース

EN2 . チームS推し

   生誕セレモニー

EN3 . 涙サプライズ!

EN4 . 僕は知っている

EN5 . Stand by you(センター:松本慈子

 

 

 初めて書く演目はセトリから載せるようにしています。EN3「涙サプライズ!」は逆生誕仕様なので通常はありません。

 

 さて、この演目の需要として「SKE48劇場SKE48によるSKE48の曲が聴ける唯一の公演」というのは大きいのではないでしょうか。僕自身KⅡ公演に絞って応募を続けてきたのでなかなか観る機会がなかったS公演でしたが、今回逆生誕ということで応募して当選し、変な言い方ですがチームSも捨てたもんじゃないなってなりました。また、9期研究生によるチーム公演のアンダーが初だということで、そこに立ち会えたのは良かったと思いますし、御三方ともそれぞれの輝き方をしていました。いやはや、少し前まで「チームS問題」なんていわれていたかと思えば今や「チームKⅡ問題」のが深刻になってそうですね...。まあ組閣には反対派ですけど。

 

 ビンゴはむむむな20順でしたが、7列目上手に座ることができ、待機していると、お馴染みの拡声機のお兄さんから倉島杏実さんの体調不良による休演が発表されました。本当に急遽だったのでしょうね。あるいは本人が粘ったか。その影響で開演が20分ほど遅れました。突然15名での公演となったので確認作業が必要でしょうし責めるつもりは一切ありません。ここ最近は卒業発表が相次いでいるために、スタベンでは補いきれずにスクランブルが頻繁に発動しています。そこで活躍してくれているのが倉島杏実さんをはじめ片岡成美さん、上村亜柚香さん、浅井裕華さんなどですよね。スクランブルならではのおもしろさや新鮮さもあって個人的には楽しいのですが、まだ身体のできていない女の子を酷使している感は否めないので(彼女たちからすれば余計なお世話なのかもしれませんが)、研究生のアンダーの確立を急いでほしいとも思います。今回がその皮切りということで、期待しましょう。

 

 今回、KⅡ公演を助けていただいたこと、そのKⅡ公演にて僕のなかで見つけてしまった()ということもあり、サイリウムは橙×白にしていました(上村亜柚香さんの推しサイ)。すると本公演のM01「Gonna Jump」の日替わりセンターがあゆかぴょん。わーお。目が合ったような気がしなくもなかったです。そんな感じであゆかぴょんを中心に観ていたはずでしたが、しだいにあるメンバーのパフォーマンスが目を引いていました。それは単純に上手いというよりは、魅せ方や楽しませ方を熟知しているような感じがしました。そのメンバーとは、そう、杉山愛佳さんです。『SKE48の10乗』では「同期最速でアンダーを経験したダンスの実力者」と紹介されていました。ダンスもそうなのですが、要所要所でレスをしっかり送れる余裕もお持ちのようで、貫禄すら感じました。「Innocence」の歌い出しは本当にすごかった。まあサイリウムは2本しか持っていなかったので推しサイにはしませんでしたね...。次点で都築里佳さんや山内鈴蘭さんかな。若いメンバーが多いこの公演で、ダンスでもMCでもしっかり支えてくれていました。鈴蘭のMCは方向性が違うかもしれませんが()。

 

 

 そうなんですよ。あいあいの「愛しきナターシャ」、とても良かったです。ユニットでは一番印象に残っています。僕は他店の曲を歌うことへのアレルギーはないのでユニットシャッフルはすんなり受け入れられたタチですね(コップ好きだけど!)。あとあれだわ、みよまるほっっっっっっそ。昼公演はあいあいの位置に杏実ちゃんが入ったみたいなので、それはそれで気になるなあ...。そうそう、いずれ研究生にもユニットやらせてあげてくださいね。

 

 あと井上瑠夏さんのあの...なんていうんでしょう、いるだけでトークにある種のズレが生じてそこにメンバーや客席が乗っかっていく感じ。たまらなく良いです。井上瑠夏さん(熊本)・坂本真凛さん(愛知)・仲村和泉さん(大阪)の3人でのMCの際、それぞれの方言でお誕生日おめでとうを言おうということになり、そこで放たれたのは「お誕生日、おめるーちゃん」なんですもの。大爆笑必至でした。

 対して研究生3人の緊張み溢れる喋りもまた応援したくなってしまいます。岡本彩夏さん、うん、かわいい。青海ひな乃さん、知的でした。白井友紀乃さん、メッセージカードありがとうございます。

 

 そして『重ねた足跡』公演といえばやはりダンスメドレーですよね(知りませんが)。さすが、ぴよすのダンスは一際惹かれるものがありましたし、慈子とかみよまるあたりはそれに負けじとって感じで。しかしながらここではあーーや(岡本彩夏さん)が存在感を大いに示していて正直驚きました。こういったバキバキな曲群は他では観られないのでかなり良かったです(生DarknessはSTUが初めてだった人voice)。

 

 後半戦、ライブでもお馴染みの沸く系楽曲もあるなかで本編最後の「不器用太陽」でなぜだかうるっときてしまいましたね。照明の演出がまた秀逸で泣かせにきてるんですわこれが。アンコールで盛り上がるためのクールダウン的役割を担っていると勝手に思ってます。

 

 そのアンコールの「チームS推し」で、最後、「あなたは今日で杏実ちゃん推し」と流れて、どうするのだろうと思っていたら、全員で「いつでも全力前のめり!」を。しかもあのポーズ付き。うわあ良いわあ。感動しました。「僕は知っている」を久々に聴けたのも良かった良かった。

 

 という感じで、推しはいなくても楽しい公演でした。セトリ的には代表曲が多めでコンサート向けだという印象だったので一度観れば充分かなと思っていましたが、やはり生で観ると感じ方は変わるものです(し、杉山愛佳さんにお見送りの際「また来てね」と言われたので絶対に行きます)。そして、改めて劇場公演は水物なのだと感じました。出演メンバーも多少は変わるだろうし、観客ももちろん変わる。同じメンバーだとしてもスキルの向上があるでしょうから作り出される劇場の空気感は毎回違うでしょう。だからまた行きたくなってしまうのです。

 

 SKE48の劇場公演を観るのはこれで6回目。今回をもって現行のS/KⅡ/E公演を一度は観たことになります。そして、本公演のMCにて少々話題が出たこともそうですし、今回気になった杉山愛佳さんや推しである浅井裕華さんがよく出演しているという点でも『青春ガールズ』公演は一度観に行かなくては、と思いました。杉山愛佳さんは自身の生誕祭公演にて「(倍率が低いことやファンの固定化が揶揄されている)『青春ガールズ』公演はファンをチームS公演に引っ張るチャンスだと思う」みたいなことを言っていました。これは逆も成立していて、僕は今回初めてS公演を観させていただき、今は杉山愛佳さんが引っ張っている『青春ガールズ』公演を観に行きたいと強く思っています。正直、価格設定や公演の位置付け、あるいは遠征のこと(関東民なので)を考えたときに、青ガを軽視していた節がありましたが、それは解消されました。チームという括りを離れるぶん、個の輝きがより観られるのではないかと思います。

 

 あ、そうそう、僕の推しメンさん、すぎチルに加入してしまったみたいですのでそこらへんの話を今度握手会でできたら良いな(笑)。あとバースデーカードを引いたのでゆっちともお話ししておきたいところ。

 

 

 

 

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